日本は、どうやら選挙の公約を全部捨てて、消費税の増税に本格的に舵をきったようだけれど、ドイツは5年前から19パーセントである。ただ税のあつかい方とか、使用目的が、日本で今、話されているより(話されているのかな?) もっとわかりやすい気がする。そういえば、ドイツの諸費税が値上がりした当初につづったエッセイがあったので載せておきます。今11歳の長女が、まだ6歳とある、ちょっと懐かしい。
「19パーセントの憂鬱 」
年明けそうそうに、隣のキオスクで新聞を買ってきたのだが、そこに挟まれていた電気店のちらしを見て、ちょっぴりうなった。
オール19%引きとある。
やけに中途半端な数字に思えるが、じつは、ドイツでは今年の一月一日から、消費税(ヨーロッパでは正式には付加価値税と呼ばれる)が従来の16%から3%あがって、一気に19%になったのだ。このバーゲンセールは、それを逆手に取ったものにちがいない。
こちらでは、一般的な日常品などは内税になっていて、レシートのすみに内訳として、消費税分はいくらと明記されているだけだ。それもあってこれまであまり意識しなかったけれど、一挙に3%も上昇するとなると、さすがに憂鬱である。